ジョブレンズ

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裁判官

法律に基づいて中立な立場で判決を出す『法の番人』

人の人生を決定するからこそ倫理観や品位が求められる

どんなお仕事?

裁判官は、法律を扱う3つの専門職(裁判官・検察官・弁護士)の一つで裁判所で働いています。検察官、弁護士の両者の意見を聞き、事実を認定し、これまでの判例などを参考にしながら公正な判決を出します。法律に基づいて厳正中立な立場で判決しなければらないことから『法の番人』と言われています。また、刑事が携わらない裁判(民事訴訟)については原告(裁判を起こした人)と被告双方の主張や証拠に基づいて法律上の判断を行ったり和解に導くことも役割です。

必要な資格やスキルは?

●必要な資格

・新司法試験合格(国家資格)後、一年以上の司法修習で実務を学び司法修習生考試に合格。さらに最高裁判所に採用されて判事補として働くことができます。

●必要なスキル

・中立的な立場での正しい判断力

・思いやりと謙虚さ

・迅速な決断力

今できること、頑張れることは?

司法試験は国家試験の中でも最も難しいと言われています。司法試験を受けるためには、大学卒業後、法科大学院(ロースクール)を修了するか予備試験に合格しなければならず、かなりの狭き門です。数年かかっても司法試験に合格できない場合もあります。さらに、裁判官になる人は司法試験に合格した中のわずか5%ほどです。各試験の成績、人格や動機、熱意などが特に優れていなければなりません。中途半端な気持ちでなれるものではないことを覚悟しておきましょう。

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